6時過ぎに起床、眠い。だが今日は寝過ごすわけにはいかない。なぜなら本日の目的の一つである東名古屋港線は、沿線が工業地帯ということから朝と夕方にのみ運転される通勤輸送に特化した路線だからだ。乗り遅れたら今日の予定がパーになってしまう。いざ犬山駅へ。
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ダッシュする俺。ドアの閉まる音。の、乗り遅れた・・・。マジかよ・・・。
本日の旅、終了―――ではない。まだ特急がある。これに乗れば西春駅で乗り遅れた急行を追い抜ける!!即効でμチケットを購入。あぁ、350円も・・・。
改めて旅の始まりである。07時17分発 特急(全車特別車) 内海行き 4両編成(1005)に乗車。
お客さんは少ない。そりゃそうだ。先発の急行が空いているというのに、日曜日の朝から特別車に乗る人はそうそういないだろう。ハハハ・・・。あぁ、なんてリッチなのでしょう(泣)。
神宮前駅で下車。西春で追い越して後続になった急行を待つ人でホームは混んでいる。07時52分発 急行 常滑行き 8両編成(6507)に乗車。
後より4両が太田川駅止まりということから、前4両に乗る人が多い。車内はかなり混雑したまま大江駅に到着。
大江駅は留置線も備えており駅構内が広い。ここで東名古屋港線に乗り換える。
同線は名鉄電車の新車搬入時のルートにもなっている。5番線へ、と思ったらなんと改札口が!
この東名古屋港線は大江駅の次は終点の東名古屋港駅という短い路線である。もともと有人駅である大江駅で改集札業務をしていたようで、確かにこの方が効率的で、機器の保安面から見ても良いだろう。
改札口を抜けて5番線へ。駅名標も東名古屋港線専用で、時刻表にびっくり。
08時02分発 普通 東名古屋港行き 2両編成(3113)(写真は東名古屋港駅で撮影)に乗車。
日曜日なのでお客さんは僕を含めて5人。発車合図はベルでも笛でもなく、乗り換え通路を確認していた駅員さんの「オーライッ!」。車内放送も一切無し。
途中、名古屋臨港鉄道と垂直クロッシングレールで交差。「ガターガタッ」という独特の走行音が響く。
すぐに終点東名古屋港駅に到着。
電化されているのはここまでで、この先に進む場合はディーゼル機関車に牽引される形となる。
3月6日に愛知万博と同時開業する愛知高速鉄道東部丘陵線『Linimo』の原型となったHSST実験線も見える。
折り返しの08時07分発 普通 大江行き 2両編成(3113)に乗車。当然ながらお客さんは僕だけ。朝に工場から帰る人はいませんからね。
再び大江駅に到着。大江駅のローマ字表記に呆気に取られる。
08時20分発 急行 新可児行き 8両編成(3507)に乗車。座席が埋まる程度のお客さんの数である。
金山駅で下車。名古屋市交通局地下鉄名城線に乗り換える。08時37分発 大曽根行き 6両編成(2131)に乗車。
やはり都心だけあってお客さんは多い。栄で大半のお客さんが降り、車内が見渡せるようになる。
平安通駅で下車。地下鉄上飯田線に乗り換える。
08時58分発 普通 犬山行き 4両編成(314)に乗車。午前中に郊外へ向かう列車なのでかなり空いている。
並ぶことなくクロスシートの窓側の席に座れた。上飯田駅で名鉄小牧線へ直通。
小牧駅で下車。ここで桃花台新交通「ピーチライナー」に乗り換える。
自動改札機は年代物が多く、トランパスに対応しているのは1台のみ。
車両の走行部とはホームドアで仕切られており、安全性はばっちり。ワンマン運転で、ホーム先端付近に設置されたモニタからホームを確認してドアの開閉をする。
このピーチライナーは新交通システムで、コンクリート枠に従ってゴムタイヤで走行する。そのため走行中も静かで振動も少ない。
また運転台が片方の先頭にしかなく、終着駅でUターンする構造になっている。
09時20分発 桃花台東行き 4両編成(111)に乗車。車内はかなりお客さんが少ない。
各駅で少しずつお客さんが入れ替わる。なかにはホームに誰もいない駅も・・・。ほぼ全線が高架なので眺めはすばらしい。
終点桃花台東駅に到着。名古屋方面へは列車の到着を待つお客さんの姿が。
Uターン線を通り、さっき降りた列車が小牧方面のホーム到着。09時40分発 小牧行き 4両編成(111)である。
お客さんはさっきよりは多く、各駅で増えていく。途中、桃花台センター駅で運転士が交代しながら、終点小牧駅に到着。
再び名鉄小牧線で都心へ。10時05分発 普通 平安通行き 4両編成(314)に乗車。
さっき乗っていたのと同じ車両となった。ピーチライナーに乗っている間に、犬山駅から折り返してきたようである。
都心へ向かうためかお客さんは多い。次第に席に座れないお客さんも。
終点平安通駅で下車。地下鉄名城線に乗り換える。
10時29分発 名城線右回り 6両編成(2116)に乗車。若干の空席がある。
大曽根駅で下車。
ここで初乗車となる名鉄瀬戸線へ乗り換える。
名鉄大曽根駅の改札口付近は狭く、列車が到着した直後には自動改札機だけでは対応できていないようである。
10時36分発 普通 尾張瀬戸行き 4両編成(6024)に乗車。半分程度の空席がある。
矢田駅を出た辺りから急なカーブが多くなってくる。全体的にカーブが多く、スピードもあまり上がらないまま、終点の尾張瀬戸駅に到着。
新築の駅舎は綺麗で頭端式ホームなのでフルフラットでバリアフリー。ただ、前の駅舎は大正時代に建てられたものだったので、取り壊されてしまったのは残念である。
11時41分発 急行 栄町行き 4両編成(6123)に乗車。半分程度の座席が埋まる。
50〜70km/h程度で右へ左へと急カーブを曲がっていく。線路脇に民家がせまっていて結構スリリングである。
尾張旭駅で6750系(写真は尾張瀬戸駅で撮影)を発見。乗り換える。
11時53分発 普通 栄町行き 4両編成(6756)に乗車。始発駅ということもあって車内はガラガラである。
各駅でお客さんが増えていくが、座席が埋まる程度ではない。大曽根駅で半分ぐらいのお客さんが降りる。
かなり空いている状態のまま、終点栄町駅に到着。
栄町駅は瀬戸線の名古屋側のターミナルで、改札口付近も広い。また名鉄の他路線との接続がないため、自動券売機も瀬戸線専用でユニークである。
さて、ここから友人のコンサートを聴きに豊田市へ移動する。
が、クロークのための贈り物が、さっき瀬戸市で買った『せともの』一個しかない。これでは数が足らない。ヤバイ。
栄の地下街を通り、久屋大通の東急ハンズへ。なんとか品物を調達するが、タイムリミットが迫ってくる。走る走る。
久屋大通駅から12時48分発 名城線左回り 6両編成(2127)に乗車。やはり混んでいる。
栄駅でお客さんの半分くらいが入れ替わる。上前津駅で下車、鶴舞線に乗り換える。
長い乗り換え通路を早歩き・・・、しなくても電車には間に合ったようだ・・・。
12時57分発 豊田市行き 6両編成(3160)に乗車。車内は座席が埋まる程度である。
御器所駅、八事駅などでお客さんが入れ替わる。赤池駅から名鉄豊田線に直通し、段々とお客さんは減っていく。
梅坪駅で下車。ダッシュ。なんとか開演時刻に間に合い、無事クロークも納品する。
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コンサートも無事終了。再び梅坪駅へ。
16時52分発 普通 知立行き 2両編成(6037)に乗車。
車内はガラガラ。豊田市駅から座席が埋まるくらい。終点知立駅で乗り換える。
17時28分発 急行 新岐阜行き 6両編成(3510)に乗車。やはり名古屋本線は混んでいる。
金山駅、新名古屋駅でほとんどのお客さんが入れ替わる。新一宮駅を発車すれば座席が埋まる程度に。新木曽川駅で普通に乗り換える。
18時18分発 普通 新岐阜行き 6両編成(7012)に乗車。展望席にはかつてパノラマカーに標準装備だったデジタル速度計が!
次の黒田駅の近くにはジャスコ木曽川店があり、黒田駅ホームは鮮やかな色彩と宣伝広告で包まれていて非常に明るい印象を受けた。
東笠松駅で下車。
降りたのは僕一人。それもそのはず。この東笠松駅は1月29日のダイヤ改正に合わせて、1月28日に廃止になってしまうのだ。
一日に100人程度しか利用客がいないというのが廃駅の理由だが、確かに駅の周辺はさびしい。駅のある堤防を降りれば民家はあるが、近くの笠松駅には急行も停まるので、そちらの方が便利である。
ここから徒歩で笠松駅へ向かう。が、道に迷う、とりあえず北上。到着したのは西笠松駅。
もともと羽島線に乗る予定だったので問題なし。かなり歴史を感じる駅舎である。
18時43分発 普通 新羽島行き 4両編成(3701)に乗車。座席は埋まっており、立っているお客さんも少しいる。ちょうど乗車率100%といったところか。
柳津駅、竹鼻駅とお客さんが結構降りるが、終点新羽島駅までかなりのお客さんが乗っていた。
新羽島駅は2002年1月に、雪でブレーキが効かなくなった電車が、車止めに乗り上げコンクリート壁に激突し突破。もう少しで高架から地上へ落下という事故がありました。
このため新羽島駅の車止めは2mから6mになり、電車の停車位置も新岐阜寄りに35m移設されました。さらに、車止めの砂利はこれでもかというぐらい山盛りになっていました。
折り返しの19時08分発 普通 新岐阜行き(3701)に乗車。思っていたよりはお客さんは多いが、やはり空いている。
終点新岐阜駅で下車。乗り換える。
19時52分発 普通 犬山行き 4両編成(3705)に乗車。座席は半分程度埋まる。各駅でお客さんが減っていく。
新那加駅から急行になり、名電各務原駅で車内はガラガラに。そのまま終点犬山駅へ。
『2DAYフリーきっぷ』を使った日帰り×2日の旅が、無事終了しました。
〜旅行後記〜
楽しい2日間でした。電車だけでなく、バス、船となかなか魅力的でした。
やはり旅は電車だけではない、と感じるものでした。