冬季限定の前売り発売ということでかなりお得な『2DAYフリーきっぷ』を12月中旬に購入しました。
どのぐらいお得なのかというと、通常の『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』は3800円で名鉄電車が2日間全線乗り放題というものなのですが、この『2DAYフリーきっぷ』は3000円と800円安いにも関わらず、名鉄グループ9社(名鉄電車、名鉄バス、豊鉄電車・バス、岐阜バス、知多バス、名鉄東部観光バス、名鉄会場観光船、伊勢湾フェリー、桃花台新交通)全線が2日間乗り放題という最高な切符なのです。
もちろんこの切符でやる事といえば一日中乗りまくりです。初詣やレジャーになんか使いませんよ。僕にとって電車に乗ることがレジャーですから(笑)。
では本題へ。
朝07時30分、犬山駅に到着。駅員さんにフリーきっぷに日付印を押してもらう。これで2日間共にするフリーきっぷが使用可能になりました。
さぁ移動開始と思ったら5番線に3300系が停車中!すぐに撮影開始です。なんて事をしているうちに2番線に名古屋方面の電車が到着。
07時55分発 急行 河和行き 6両編成(3122)です。乗り遅れないように急いで乗車。が、急がなくても間にあったみたい。
車内は特に変わった様子も無く、少し空席があるかといった程度。だんだんとお客さんが増え、少し混んできたところで新名古屋駅に到着。ほとんどのお客さんが下車。僕も豊川稲荷方面へ乗り換えるために下車。
ホームには全日空の広告が。インパクトがあります。
08時30分発 急行 豊川稲荷行き 6両編成(7025)(写真は豊川稲荷駅で撮影)に乗車。パノラマカーなので展望席の一番前に座る。最高です。
金山駅でハイキングと思われるおじいちゃんおばあちゃん集団が大挙して展望席へ!!このおばあちゃん集団が喋る喋る。よくそんなに話題が出てくるなというぐらい喋る喋る。うるさかったです・・・。
豊川線は個性的でした。ものすごく小さい駅舎の稲荷駅や道路に挟まれた線路などが魅力的でした。
おばあちゃんBGMと共に終点豊川稲荷駅に到着。隣接しているJR飯田線豊川駅と共に広々とした駅前が整備されており、さすが豊川稲荷の玄関口といったところです。
ここで名鉄グループから離れてJR飯田線へ。
豊川駅から09時58分発 普通 豊橋行き 1両編成(クモヤ119-5106)に乗車。車内がかなり空いている状態で発車。
ちなみに飯田線ではドアは手動。ドア脇のボタンを押して手でガラガラーと開けて乗車です。うーん、ローカルですねー。
車内がかなり混んできたところで終点豊橋駅に到着。
広い駅構内を通って豊橋鉄道東田本線駅前電停へ。路面電車に乗車です。
10時23分発 運動公園前行き 1両編成(3501)です。かなり空いている状態で発車。道路中央の専用軌道を進んで行きます。
降りる場合はボタンを押すというバス方式で、降りる人も乗る人もいない場合は電停を通過します。
井原電停を発車して半径11mという直角カーブを通る。電車がくるりと回ります。
終点運動公園前電停に到着。下車し乗車(笑)。
折り返しの10時54分発 駅前行き 1両編成(3501)が数人の乗客を乗せて発車。
次の井原電停で下車。
ここは赤岩口方面と運動公園前方面との分岐駅で、乗り場は駅前方面を含めた3箇所。赤岩口方面の電停に移動して電車を待つ。
11時05分発 赤岩口行き 1両編成(3107)に乗車。こちらもお客さんは少ない。
終点赤岩口電停で下車。ここには豊橋鉄道東田本線の車庫があり、路面電車を自分の手で動かすという運転体験のイベントも時折行われている。詳しくは豊橋鉄道まで。
折り返しの11時15分発 駅前行き 1両編成(3107)に乗車。この電車は赤岩口電停発車時点で半分近くの座席が埋まる。途中競輪場前電停で運転士が交代しながら、乗客は増えていき最後には立ち客も・・・。
終点駅前電停に到着。人がどっと降りる。ここで駅売店にておにぎりを購入しておく。
豊橋鉄道渥美線新豊橋駅に移動。それほど大きくない縦長の駅舎に機能的に機器が配置されている。
車両は東急電鉄から譲渡された1800系でステンレス車体がまぶしい。11時47分発 三河田原行き 3両編成(1801)に乗車。
座席はすべて埋まり、立っているお客さんもいる状態で発車。車庫もある高師駅でかなりのお客さんが降り、車内はかなり空いている状態に。ここで運転士も交代する。
少しずつお客さんが減りながら、終点三河田原駅に到着。
ここからはバス移動となる。12時31分発 明神前経由伊良湖岬行き(写真は伊良湖岬バス停にて撮影)に乗車。
10人程度のお客さんを乗せて発車。車内にはテレビがあり、さながら観光バスのよう。
途中高校生も乗りながら渥美半島を西へ。渥美町の中心部辺りで多くのお客さんが降り、明神前停留所でお客さんが2人降りて、車内は運転手と僕だけに。
そのまま終点伊良湖岬停留所に到着。
ここからは名鉄海上観光船の高速船で河和へと向かう。
道の駅にもなっているフェリー乗り場へ。思ったよりも人が多く、結構にぎわっている。きっぷ売り場でフリーきっぷを提示し乗船券をもらう。
乗船まで50分程度あったので建物の屋上へ。すばらしい景色だが、ものすごい風である。かなり波もあり、船は大丈夫なのかと心配になってしまう。
屋内に戻り昼食とする。売店でフライドポテトを200円で購入。かなりのボリュームで得した気分だった。豊橋駅で買っておいたおにぎりも食べる。
乗船時間が近づいてきたので乗り場へ。が、少し早かったようで強風の中震えながら待つこと5分。係員の人が現れ、高速船が到着。カーフェリーの大きさぐらいかと思っていたら、高速船はかなり小さい。
乗船し、前の方が展望席になっているのでそこに行こうとしたら、「前の方が揺れるので後に座ってください。」と言われる。通路にも「本日荒天のためこれより前には座らないでください」というプラカードが・・・。マジかよ・・・。
仕方ないが窓側の座席に座れたのでよしとする。座席はどうやら観光バスと同じようである。
かなりのお客さんを乗せ、14時10分発 高速船 日間賀島西港経由河和港行き(イーグル2)が出港である。
・・・・・・
揺れる。マジで揺れる。もう揺れるなんてものじゃないな、ジェットコースターだ。ふっと波を越える感じがなくなったと思ったら一気に急降下。窓には打ち付ける波がバッシャーン。船内は「きゃーっ!」「わーっ!」の大合唱。あまりの悲鳴にアナウンスで「海が荒れておりますが運行には差し支えありませんのでご安心ください。」と流れる始末。
カーフェリーのような大きな船の甲板からボーっと海を眺めようかなんて考えていたが、海をなめていた。座席に深く腰掛けて身体を預けなければ間違いなく酔うだろう。実際に隣に座っていたおじいちゃんは浅く腰掛けていて頭も前後にガックンガックン。途中の日間賀島で「まぁ無理だ。」と言って降りちゃった。
ちなみにこのおじいちゃん、広く長いひげが印象的で、まるで七福神。服装もそんな感じのものだった。
篠島港、日間賀島西港と立ち寄りながら意外にもお客さんは増えていく。ついには前の方の座席も開放。だが伊良湖岬を出た頃に比べれば海は穏やかに。外海から内海に入ってきたからだろうか。
ちなみに荒れているとはいっても、やはり海は綺麗だった。
河和港に無事到着。ここから河和駅へ行き再び電車での移動となる。
河和駅に到着。高速船からと思われるお客さんで窓口は大混雑。フリーきっぷで良かった〜。
多くのお客さんを乗せた特急が先に発車。僕は15時21分発 普通 富貴行き 2両編成(6801)に乗車。
車内はかなり空いている。数分で終点富貴駅に到着。歴史を感じる駅舎が美しい。ここで内海方面に乗り換える。
15時38分発 急行 内海行き 6両編成(3521)に乗車。半分ぐらいの空席である。末端線区にしてはお客さんは多い方なのではないだろうか。
ちなみに車内でこんなものを見つけた。よく見ると「神宮前⇔内海」とある。何を輸送しているのだろうか??
終点内海駅に到着。駅は広いが閑散としている。
折り返しの16時13分発 急行 犬山経由新岐阜行き 6両編成(3107)に乗車。閑散とした車内のまま発車。
富貴駅で河和方面からのお客さんを乗せ、知多武豊駅、知多半田駅と車内は少しずつ混んでいく。と、このあたりから意識が無くなる。そりゃあ一日中乗りまくっていれば眠くなりますよ。
うつらうつらとなりながら新名古屋駅に到着。このまま乗っていけば家に帰れるが下車。まだもう一つメインディッシュが残っているのである。
ホームに設置されているμチケット自動券売機でμチケットを購入。そしてお目当ての列車『パノラマDX』(写真は違う日に新可児駅で撮影)が到着である。
17時21分発 特急(全車特別車) 吉良吉田行き 3両編成(8001)に乗車。
このパノラマDXは観光特急という事で製造されているため、他の特急とは内装が異なっている。しかし現在では観光特急という意味合いは薄れ、3両編成ということで西尾・津島系統の特急に充当されており、新型の1600系との差が著しくなっていることからも廃車されるのは仕方のないことでしょう。
1月29日のダイヤ改正で姿を消してしまうので、なんとか乗ることが出来てよかった。
車内は製造から20年経過しているだけあって劣化が激しい。意外にもお客さんはかなり多い。
僕が座ったのはレールの方向に並んだ3人席。同じ350円なのにリクライニングなし、ヘッドレストなし、着座姿勢もなんか微妙。まぁこの3人席は向かい合わせなので6人のグループには最適な席でしょう。
西尾までにほとんどのお客さんが下車。そのまま終点吉良吉田駅に到着。さらに蒲郡方面へ乗り換える。
寒い中、ホームのベンチでパンを食べながら待つ。18時32分発 普通 蒲郡行き 2両編成(6010)に乗車。座席が半分以上埋まっている。
2両編成だがワンマンカーのため1両目の前の扉から降車、後の扉から乗車するという方式である。
少しずつお客さんが減りながら、JR東海道本線との共同駅になっている終点蒲郡駅に到着。
蒲郡駅は現在立体交差化事業中で、今のところ名鉄蒲郡線とJR東海道本線下り線が立体交差になっており、上り線だけが地平を走っている。
駅構内は新築だけあって綺麗で、駅前広場も広い。ちなみにこのときJR東海道本線下り線では人身事故のために10分ほどの遅れが出ていたようである。
折り返しの19時12分発 普通 西尾行き 2両編成(6010)に乗車。いよいよ帰路となる。
お客さんは全部で15人程度。少しずつ増えながら終点西尾駅に到着。
同じ1番線の名古屋よりには既に名古屋方面の電車が待っていた。20時03分発 急行 須ヶ口行き 4両編成(6030)である。
車内にはちらほらとお客さんが座っている。名古屋本線に入るとだんだんとお客さんも増えてくる。
金山駅で下車。ここで犬山方面に乗り換える。本日最後の乗り換えである。
待合室で寒さをしのぎながら待つこと約10分。20時56分発 急行 新可児行き 6両編成(7506)が到着。なんとパノラマカーである。旅を締めくくるのにふさわしいものとなった。
展望席の前から3列目に座る。前でも見ながら・・・と思ったが、疲れから意識は遠のく。新名古屋駅で多くのお客さんが乗り、後は減っていくばかり。
寝過ごすこともなく、無事犬山駅で下車した。
電車、バス、船と乗り継いだ壮絶な1日目が、無事終了しました。
〜2日目へ続く〜