06年8月22日付けの"中部経済新聞"にて、名鉄が06〜10年度に新型車両を300両以上集中投入する方針を固めたという記事が載せられた。
まだ名鉄は公式発表をしていないが、今後数年間でどの程度車両が移り変わるかを考えてみたい。
現在、名鉄には1124両の鉄道車両がある。(なお、事業用車と呼ばれる電気機関車や貨車、およびモノレール線用の車両は、今回の項では除外して考えている。)
今回は以下を条件に、合計300両となるまで廃車該当車両を計上した。
<優先的に計上したもの>
・混雑時に運用上のネックとなる、2扉車。
・車体は新しくても、足回りは流用品という車両。
・急行型車両。(車両のタイプが少ないほうが運用上も楽なため。)
<対象から除外したもの>
・通勤型のうち、特別整備やワンマン対応改造など、他車に比べて何らかの手が加わっているもの。
・地下鉄直通用車両。(新しい車両と古い車両が混在しており、考察が難しいため。)
なお、新たに投入する車両は"3300系(4両編成)"と"3150系(2両編成)"とした。
6両編成の車両を置き換える場合は、3300系と3150系を1編成ずつとし、4両編成と2両編成の車両はそのまま置き換えるものとして考えた。
ただし、瀬戸線用車両は全て4両編成として考えた。
Microsoft Excelで表を作ったので、合わせて見て下さい。
・2006年8月現在の車両数表
・2010年度の予想車両数表
合計284両まで計算した結果、瀬戸線用車両、急行型車両(いわゆる2扉車)が全車廃車、通勤型車両の一部が廃車となりそうである。
該当するのは、瀬戸線用車両では6600系、6750系、6000系。
急行型車両では、7000系、7100形、7700系、5300系、5700系、1380系である。
通勤型車両では、6000系で特別整備やワンマン対応改造を受けていない車両である。
この時点では300両に達しておらず、他車にも廃車が及ぶ可能性がある。
今回考察から除外した、地下鉄直通用100系の初期車の廃車は確定的である。
それらの後には、6500系と6800系の初期車、1000系"パノラマスーパー"の初期車と続くことになり、名鉄のイメージが変わってしまいそうな気配である。
<総括>
今回は急行型車両を中心に廃車対象車両を考えたが、名鉄の施策次第で廃車順序は前後する。
利用者にイメージの刷新を伝えやすい、特急型の新車投入を先に行う可能性もある。
いずれにせよ、名鉄の車両の1/4が廃車対象になる事から、今後数年で名鉄の車両に対するイメージは大きく変わる可能性が大きいだろう。